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2013年10月28日月曜日

登場人物紹介!④ トボリスクのさやかちゃん

こちらもトボリスクからキャンプに参加していた個性的な女の子★


*さやかちゃん(14歳)



…というのはニックネームです。

4班の女の子なのですが、

どす黒い化粧とカラーコンタクト、黒と金で染めた髪、

ブレスレットいっぱい、いつもポーカーフェイス。

ダンスも真面目に踊らないし、

スポーツも参加しない。

でも絵を書いたりビーズや手芸は好きみたい。

あるとき、夕方の集いで一人

「ギャーーーーー!もうこんなの嫌!全部嫌!」

って金切り声で叫び出し、インストラクターやキャンプ運営陣を困らせる。

子供たちも狂ったみたいな彼女の行動に怯えたり、笑ったり。



これはキャンプ期間中にあった彼女の誕生日の写真。彼女の本当の名前はガーリャ。

スポーツやダンスに出てこないから、あまり仲良くなれませんでした。

私は彼女のとなりで工作をしていたことがあったのですが、

私「蛇の舌がかわいいね」

さやかちゃん「…。ねえ先生、この人日本から来たの?」

先生「そうですよ」

と言って私と目も合わせてくれない。

私「(´・ω・`)??(なんだかこの子怖いなあ)」

たまに集会ですれ違って私が挨拶しても、彼女は目をそらしてしまう。











そんなこんなで最終日。

噴水の前で、家に帰る子供たちを見送っていると、さやかちゃんがいました。

さやかちゃん「OHAYO。」

私「おはよう?(この子には教えてないぞ) すごい、日本語分かるの?」

さやかちゃん「……HAI」









Σ(゚д゚*)







え?






(ここからはロシア語で会話)

私「\(◎o◎)/!なんで?」

さやかちゃん「日本のアニメや、漫画が大好きなの」

私「ええええええええ\(◎o◎)/まじでえええええええええ」

さやかちゃん、泣き出す

アイシャドウやらマスカラやらが混ざって涙が青っぽい黒色。号泣。

私「あわわわわ 泣かないでよ!」

さやかちゃん「残念だわ。」

私「(どうしたのよー、意味がわからないよ、歌でも歌ってなぐさめるか)

はばたいーたーーーら」

さやかちゃん「もどれなーーーーいーーーとしってーーー」

私「めざしたーーーのーーは」

さやかちゃん「あおい・ あおい・ あの そらー」

(いきものがかり ブルーバード)

私「すごい、日本語の歌も上手じゃん」←日本語

さやかちゃん「ARIGATO GOZAIMASU」

私「おいおい。あなた、このキャンプで私の次に日本語が上手だね。知らなかったよ。」←日本語

さやかちゃん「NIHON GA SUKIDESU」

それはもう、このキャンプ最後にして最大の驚きだったといっても過言でなかったね。

英語さえろくに通じないのに、こんなに日本語が分かる子供がいたなんて。

さやかちゃん「せっかくあなたと話すことができたのに、もうお別れなんて、残念だわ。」







こ っ ち の せ り ふ じ ゃ !









私「これからも連絡取ろうよ。あ、私、あなたの名前を知らないわ。」

さやかちゃん「はるかは、キレイな名前でいいなあ。私の名前はガーリャっていうの。変な名前でしょ」

私「変だなんて言うな!すっごくいい名前じゃないか。フコンタクチェある?」

さやかちゃん「あるよ、ニックネームはさやかっていうの。」

私「まじで?私の妹もさやかっていう名前なんだ」

さやかちゃん「え????!!!!本当?????!!!!!」

今度はさやかちゃんが驚いて言葉を失う。

私「本当だよ。なんだかおもしろいな。嬉しいな。」

さやかちゃん「WATASHIMO, TOTEMO URESII…

『さやか』は、私が一番大好きな日本の名前なの。

DEMO KANASII…あなたともっと話したかった。」

私「私も、さやかちゃんともっと話したかったよ!!また会おうね、日本に来てね。」

さやかちゃん「HAI!」

そしてお別れしてからのメッセージ



さやかちゃんと別れてから、


「ああ、そういえば黒いカラーコンタクトも、黒く染めた髪も、日本を意識してたのかな。気づかなかった…」

「それこそ日本語の授業をしたら、来てくれて仲良くなれたかもしれない…」

「私の方こそ、彼女を見た目や行動だけで怖がって、知らないうちに避けてたのかもしれない…」

って何回も思いました。

彼女との出会いを通じて、思うところがたくさんありました。






トボリスクに住むさやかちゃん、

元気かなあ。

学校で、上手くやってるかなあ。